幅広い利用目的のために、ゴム印は今日においても高い需要をもつオフィスツールとして長い間認知されてきました。
主に企業や組織の決定権がある者が、取引先に提出する文書が正しいものであることを証明できるよう、企業ロゴを法的文書に押印することで承認したり、ドキュメントが本物であることを証明したりするために使います。
また、ゴム印は誰のものであるかといった文書やアイテムを整理したり、グループ分けしたりしたりする、フォーマルではない場面でも役に立ちます。また、単純にクラフトやデコレーションといったクリエイティブな目的にも利用できます。
高品質なスタンプを持つには、信頼のおけるメーカーで製作をする必要があります。しかしそれだけでなく、品質を決めるためにいくつか確認しなければいけないこともあります。
1.形
選べる形にも色々とあります。最適な形は利用目的によって変わります。フォーマルな利用には、一般的に丸、四角、楕円が使われることが多いです。しかし、会社ロゴに至っては自由な形であることも一般的です。あまりフォーマルではない目的であれば、制限はありません。製作さえ可能であれば、どんなものでも大丈夫です。
2.サイズ
スタンプは非常に小さい物から大きい物まで作ることができます。一番目にするのはオフィス利用が多い中サイズです。しかし、標準より更に大きい物や小さいものも製作できます。様々なサイズを必要とする目的は色々あると思いますので、標準サイズで問題ないのか、カスタムサイズが必要なのかを必ず確認してください。
3.インク色
特にセルフインクスタンプや浸透印を製作するときに重要になります。元々インクが内臓されているものになるので、違う色のインクパッドを使うだけで済む昔ながらのゴム印に比べ、インク色の変更は少し面倒です。ですので、必ず利用目的に応じた適切なインクを選ぶようにしてください。
4.材質
専門家(Kiasu Print Pte Ltd)によると、スタンプのボディや持ち手にはいろいろな材質があります。もちろん、品質や使いやすさが違います。最も便利なタイプは、軽くて丈夫なプラスチックです。過去には木製が一般的でしたが、最近では重くなるためあまり人気がありません。また、スチールも選ぶことができます。一般的には、倉庫や落としたりしやすい場所に置くような過酷な環境下で使う場合に最適です。もしこのようなところで使うものが軽い素材であれば、簡単に壊れてしまうからです。